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KICを立ち上げた経緯と我々の強み
-多様なメンバーの個の力を最大限に発揮してお客様の信頼を得続ける私たちは「企業の真の発展のために、CEOと伴走するプロフェッショナルであり続けたい」という想いに基づき、KICの創業を決意しました。ひとりひとりがプロフェッショナルとして十分な専門性とコンサルティング能力を有した精鋭のみで構成された組織を創り、その組織でCEOと伴走していきたいという想いで立ち上げたのがKICです。
私が起業を考えた時、仕事でお付き合いのあった伊藤さんや髙木さんも起業を考えていたこともKIC立ち上げに至る大きなきっかけです。また、若手に仕事を引き継いでいきたいという想いも起業のきっかけのひとつになっています。 公認会計士の多くは、チームプレーよりも個人プレーを得意とします。しかし、個人プレーには限界がありますし、チームでやるべき仕事も多くあります。実際、会社という形ではありませんが、数人でチームを組んで動いている公認会計士もいます。しかし、同世代やバックグランドが同じ人がチームを組んでも、ただの足し算で終わってしまい、それぞれの「個」の力は充分に発揮できないのです。
会社という形であれば、公認会計士の「個」の素晴らしい力が引き出せるのではと考えていたところ、和田さん、髙木さんから「世の中を変えよう!令和改革だ」と起業のお声がけをいただき、お二人とともに会社立ち上げに踏み切りました。 監査法人には4大組織があるのですが、和田さん、伊藤さんはそれら監査法人のIPO事業でトップだった方々です。当時、ライバル関係だったお二人が、KICという場所で最強タッグを組んで「業界改革」に挑もうとしているのです。バックグランドの違う会計士が、お客様のために何ができるかを様々な観点から意見を交換し、最善策を検討できる素晴らしい環境が当社には整っています。 -
『経営者の真のパートナー』となるために、求められる力
-人間性を磨き、常に経営者の目線で私たちの仕事で大切なのは、お客様から信頼を得る事です。そのために必要なのは「人間性を磨くこと」でしょう。企業が抱える様々な問題を解決に導ける力を人間性も含めて培っていくことが大切ですね。 お客様と丁寧にコミュニケーションをとり、難解な課題を解決していくことによって信頼を得ていくと同時に、KICの取り組みを世の中に訴求していくことも大切です。
個人の知識だけで企業の課題解決に取り組むのではなく、様々な経験と知識を持った会計士が集まり、業界全体に変革を生み出しいく力が必要でしょう。 経営者の方にとって会社経営は人生の一部です。私たちは、経営者の方と常に同じ目線を持つことが求められます。会社経営という一部分だけでなく、経営者の方と人生を共に歩む、そんな想いで働いていくことも大切です。 -
「世界に挑む強さ」に込めた想い
-経営者マインドに変革を今、日本企業は小粒になり、多くの企業が日本の中に閉じこもってしまっています。しかし、それでは企業は発展していけません。経営者のマインドを変えて、ワールドワイドな考えへシフトさせていくことが当社の使命です。 当社は企業の海外進出支援を中心に行っている訳ではありません。企業が成長し、いいプロダクトが生まれれば当然、世界に認められるでしょう。私たちは第二、第三の大谷翔平選手のような世界から注目される企業を生み出したいのです。 和田さん、伊藤さんは、1980~1990年代に公認会計士として日本企業が世界から注目されていた時代を見てきた方です。今の若い日本企業も、世界に挑む力は秘めています。当社のサポートにより、日本企業が世界へ挑戦する強さを作っていきたいと思っています。
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「最高の働く場」を実現するために
-楽しさと忙しさの両立。それがプロフェッショナルな職場福利厚生制度や職場環境の整備などを充実させることも必要ではありますが、やはりその場で働く人たちが明るく、楽しく、仕事をすることが重要ですね。特にトップ層がそういった意識を持つことで、最高の働く場は作られていくと考えています。 ワクワクするいい仕事をすることも重要です。公認会計士は、成長意欲の強い方が多いので、彼らの成長のためにも組織だからこそできる刺激的な仕事が必要不可欠。楽しさと忙しさが両立するプロフェッショナルな職場でありたいと思います。 私たち自身が楽しく、気持ちよく働けていなければいい仕事ができないと思います。そのために必要な職場環境の整備には力を入れています。例えば、社員にはひとりひとりに個別ブースを用意していて、モニターやチェアーなどの備品は社員が好きなものを選べるようにしています。私たち自身がプロダクトである以上、気持ちよく働ける環境を整えていきたいと思っています。
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KICが描く未来の会社像
-最高の仲間とIPOへ向かって実は私自身は5年後の引退を考えています。そのために私が持つネットワークや知識、人間性の磨き方など伝えられることは全て若手社員に伝えていくつもりです。焦りは禁物ではありますが、5年後のIPOをひとつの目標として当社に集まった最高の仲間と共に未来へ進みます。 企業である以上、もちろん成長・利益も考えていかなくてはいけません。まずは社員数50名を目指していきたいですね。社員一人一人が魅力的な仕事に携わり、自分の存在意義を示せる会社であることを世の中に訴求していきたいと思います。 これまでお話してきた、お客様との信頼関係や私たち公認会計士が最も輝ける職場など当社のビジョンの根幹となっているのが仲間と共に明るく楽しく仕事することです。企業規模の拡大も重要ではありますが、まずはこの根幹をしっかりと当社に浸透させていきたいですね。
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